体操界で「失敗しない女」の異名を持つ、体操競技選手の畠田瞳さん。
非常に安定感のある演技をすることから、東京オリンピック団体戦ではメダルを狙う上でキーとなる存在とも言われています。
そんな畠田瞳さんを育て上げたご両親も、元体操選手。
更には妹・千愛さんも体操選手で、姉妹で東京オリンピックに出場することが決まっています。
今回は
- 畠田瞳さんの学歴(小学校・中学・高校・大学)
- 畠田瞳さんの経歴
- 畠田瞳さんの家族構成(父親・母親・妹)
- 畠田瞳さんの幼少期のエピソード
についてご紹介していきます。
目次
畠田瞳(体操)のwikiプロフィール!学歴(小学校・中学・高校・大学)や経歴は?

- 生年月日:2000年9月1日
- 年齢:20歳(2021年6月時点)
- 生誕地:広島県
- 身長:155cm
- 体重:46kg
- 所属:セントラルスポーツ
演技に抜群の安定感を持つ畠田瞳選手。
どんな試合でも大きなミスを出すことなく、常に安定した演技ができることから、東京オリンピックでの活躍も期待されています。
得意の種目は段違い平行棒。
NHK杯、#畠田瞳 選手の2種目めは段違い平行棒。
得意の種目で最後は会心のガッツポーズ!大会の見どころ・ニュースはこちらから ↓ https://t.co/lciL4JFA8Z pic.twitter.com/cg7K6W3aQi
— NHKスポーツ (@nhk_sports) May 15, 2021
抜群の演技力ですよね。
まずはそんな畠田瞳さんの学歴について見ていきたいと思います。
畠田瞳の学歴
畠田瞳さんの学歴は以下の通りです。
- 小学校:町田市立南第二小学校
- 中学校:町田市立南成瀬中学校
- 高校:日本体育大学荏原高等学校
- 大学:早稲田大学スポーツ科学科部
小学校
広島県に生まれ、東京都町田市で育った畠田瞳さん。
小学校は町田市立南第二小学校に通っていました。

東京都町田市成瀬七丁目にあり、中庭にある楓の木が名物となっている小学校です。

〒194-0044 東京都町田市成瀬七丁目11番1号
幼少期はトランポリンなどで遊ぶことはあっても、体操競技にはそこまで興味がなかったという畠田瞳さん。
体操を始めたのは小学校3年生の時でした。

当時はよこはまYSMC体操クラブに所属し、練習に励んでいました。
中学校
その後は、町田市立南成瀬中学校に入学しています。
体育館が2階で、その下に教室があるという構造をしているのが特徴的な学校です。

東京都町田市南成瀬七丁目にある公立中学校で「南成(なんなる)」と呼ばれており、
1、2年生の教室から横浜線が望め、また横浜線内からもこの学校を見ることができます。
〒194-0045 東京都町田市南成瀬七丁目7番地1
中学2年生の秋からはレベルアップの為、東京都内のスポーツクラブ・セントラル目黒の女子体操競技部に移籍した畠田瞳さん。
この頃から母・友紀子さんに体操のコーチをしてもらうようになります。
高校
中学校卒業後は、機械体操部が優秀な日本体育大学荏原高等学校に進学。

東京都大田区池上八丁目にある私立高校で、体育会系運動部が強いことで有名です。
硬式野球部やハンドボール部の全国大会出場を始め、ラグビー部やゴルフ部、器械体操部や柔道部、ダンス部等が全国大会で数々もの実績を残しています。
〒146-8588 東京都大田区池上8-26-1
畠田瞳さんは2017年、高校2年生の時に全日本体操種目別選手権の「段違い平行棒」で優勝。
2018年高校3年生の時には、第57回NHK杯(2018年)で、女子個人総合3位という成績を収めています。

【5/19 サタデースポーツ】
村上茉愛選手 NHK杯2連覇
跳馬、平均台
「優勝者としてきちんと自覚を持って
完璧な演技ができるように日々頑張りたい」
期待の17歳 畠田瞳選手
日本代表候補入り
「自分の中では最高の気分です」 pic.twitter.com/4eLsXiWtZ5— もみじ (@maple_maple555) May 19, 2018
大学
高校卒業後は、総合型選抜Ⅰ郡(トップアスリート入試)というAO入試で早稲田大学スポーツ科学科部に入学。
2021年現在も通っています。

ちなみにこのトップアスリート入試は、出願時にオリンピックや世界選手権に出場経験があるか、もしくはそれに相当する技能を有している選手でないと出願することはできません。
〒359-1164 埼玉県所沢市三ケ島2-579-15
所沢のキャンパスまでは自宅から2時間程かかるそうで、平日は朝5時に起きて6時には家を出るといいます。
放課後はそのまま練習場に向かい、5時間ほど練習する為、家に着くのは23時頃になることもあるのだとか。
実は畠田瞳さんは元々、日本体育大学に進学するのではないかと言われていました。
というのも、通っていた高校が日本体育大学の附属高校で、畠田さんの父親が日本体育大学で専任講師をしているのです。
しかし、畠田瞳さんのコーチを務めているのは、母・友紀子さん。

中学2年生の頃に母親にコーチをしてもらうようになってから、成績がグンと伸びたこともあり、コーチはそのままお母さんが務めることに。
早稲田大学スポーツ科学部は学業の面でも充実していることもあり、早稲田大学への進学を決めたようです。
そして、大学入学後は第58回NHK杯(2019年)で、女子個人総合2位に。
今日のNHKニュース7
第58回NHK杯体操 女子の映像・寺本明日香 選手と畠田瞳 選手の演技(ハイライト)
・優勝した寺本明日香 選手の記者会見でのコメント
・世界選手権の代表に決まった4選手決定の話#体操TV#体操ニッポン#寺本明日香@asuka_teramoto#畠田瞳#杉原愛子@loveco_smile#梶田凪 pic.twitter.com/mmuVsQWvNb— 体操NIPPON応援マン (@gymlover_t_man) May 18, 2019
2020年に開催予定だったNHK杯は開催見送りとなりましたが、2021年5月の東京オリンピックの代表選考を兼ねた第60回NHK杯でも見事2位に輝き、見事オリンピック出場を決めました。
畠田瞳の経歴

畠田瞳さんの経歴についてまとめると、以下のようになります。
- 2016年(高校1年):全日本種目別 跳馬 5位、段違い平行棒 6位
- 2017年(高校2年):全日本種目別 平均台 4位、段違い平行棒 優勝
- 2018年(高校3年):全日本個人総合 3位、NHK杯 3位、世界体操 団体 6位
- 2019年(大学1年):全日本個人総合 3位、NHK杯 2位、全日本種目別 優勝
- 2020年(大学2年):(NHK杯開催見送り)
- 2021年(大学3年):NHK杯 2位(東京オリンピック出場決定)
2018年、高校3年生の時にNHK杯で3位を記録し、世界体操に初出場。
2019年5月に行われたNHK杯では2位に入賞し、2度目の日本代表に選ばれます。
同年7月のユニバーシアードでは個人・団体・平均台、そして段違い平行棒で4つの金メダルを獲得。
2021年には東京オリンピック代表入りをかけた全日本で2位に入り、続くNHK杯でも2位。
村上茉愛さん、平岩優奈さん、杉原愛子さんらとともに自身初となるオリンピック代表に内定しました。
畠田瞳の家族構成は4人!

体操競技でメキメキと頭角を現している、畠田瞳さん。
そんな畠田瞳さんの家族はお父さん、お母さん、妹の4人家族です。
しかも全員が体操選手という体操一家。
1人ずつ詳しく見ていきたいと思います。
【顔画像】畠田瞳の父親がイケメン!オリンピック銅メダリストで職業はコーチ!年齢やエピソードも
畠田瞳の父親はオリンピック銅メダリストでイケメン!年齢は?
畠田瞳さんのお父さんは、元男子体操競技選手の畠田好章さんです。

1972年5月12日生まれで、2021年6月時点で49歳。
1990年代に田中光とともに日本体操代表チームの中心選手として活躍した選手で、1992年にはバルセロナオリンピック団体総合で銅メダルを獲得しています。

畠田瞳さんのお父さんはオリンピックメダリストだったんですね!
現役時代の父・好章さんがこちら。


かなりのイケメンですね!
そして、体操の実力もこの通り。
畠田瞳さんは段違い平行棒を得意としていますが、実は父・好章さんの得意種目も鉄棒でした。
畠田好章さんは現役時代に以下の成績を残しています。
- 1991年 インディアナポリス世界体操選手権:個人総合10位(あん馬4位・鉄棒6位)
- 1992年 バルセロナオリンピック団体3位:個人総合13位(あん馬6位・鉄棒5位)
- 1994年 ブリスベーン世界体操選手権:個人総合13位
- 1995年 鯖江世界体操選手権:個人総合6位(あん馬2位・鉄棒2位・平行棒7位)
- 1996年 アトランタオリンピック:個人総合15位(あん馬5位)
- 1997年 ローザンヌ世界体操選手権:個人総合11位(鉄棒5位)
父・好章さんはTBS系列で不定期に放送されているスポーツ特番「SASUKE」の第6回大会に出場した経験も。
(※50秒くらいから始まります。)
https://twitter.com/maple_maple555/status/1227674564655640576?s=20
めちゃめちゃカッコイイですね!
現在の職業はコーチ
畠田好章さんは2000年に現役を引退。
2003年からは自身の母校である日本体育大学短大体育科で専任講師をしています。

体操部のコーチ・監督として多くの有名選手を育てている、畠田好章さん。
あの有名な白井健三選手のコーチも務めていました。

畠田瞳と父のエピソード
畠田瞳さんは幼い頃、体操競技のコーチをしている畠田好章さんの職場でよくトランポリンや鉄棒などをして遊んでいたそうです。
両親が元体操選手ということで、かつ父親は大学の体操部(日体大男子)の監督もやっているので、職場で遊ばせてもらいたので、自然な形で体操に触れていました
引用:The Digest
畠田瞳さんにとって、体操をすることは公園で遊ぶことと同じくらい自然なことだったのだとか。
幼い頃は、お父さんにも体操を教わっていたようです。

幼い頃は父に鉄棒を教えてもらったり、体操の演技の真似をしたりして遊んでいました。 体操を始めてから気が付きましたが、体操の基本となる型が取り入れられた遊びだったんです。おかげでスタートは早くありませんでしたが、基礎は自然と身についていたみたいです。
引用:スポーツ東京インフォメーション
最近は、お父さんが直接指導に関わる場面は少ないようですが、大事な時に一声かけてくれたり、駅までの迎えに来てくれるなどサポートしてくれるのだとか。
畠田瞳さんは、元オリンピック選手だったお父さんのことをとても尊敬しているそうで、
また自分をサポートしてくれることに対しても、とても感謝しているそうです。
素敵な親子関係ですね。
【顔画像】畠田瞳の母親も美人!元体操選手で年齢は?職業はコーチでエピソードも
【顔画像】畠田瞳の母親も美人!元体操選手で年齢は?

畠田瞳のコーチを務めているお母さん。
お母さんの名前は畠田友紀子さんで、旧姓は磯兼(いそかね)です。
1973年生まれで、年齢は2021年時点で48歳。
お母さんもとても美人な方ですね。
実はお母さんも元ユニバーシアード代表の体操選手です。
ユニバーシアード大会というのは、大学生のオリンピックのような大会のこと。
1995年(当時22歳頃)に、ユニバーシアード大会に日本代表として出場しています。

母・友紀子さんの主な経歴はこちら!
- 1991年 全国高校総体で平均台3位
- 1993年 全日本学生選手権で個人総合4位、平均台優勝
- 1994年 全日本学生選手権で個人総合3位
- 1995年 全日本学生選手権で個人総合3位
- 1996年 全日本社会人選手権で個人総合3位、床優勝
そして現役時代の頃の写真がこちらです!

かなり美人でモデルさんのようですね。
かなりモテたのではないでしょうか!
現在は畠田瞳姉妹のコーチ!親子のエピソードも!
小学校3年生の時に体操を始めた畠田瞳さんですが、
中学2年生のときにお母さんがコーチを務めるようになったことをきっかけに、一気に成績を伸ばしています。

お母さんから学んだ最大のことは「質や完成度の大切さ」だといいます。
「技の難易度を追求するだけではなく、完成度を高めることで成績が向上する」という考えをずっと大切にしてきました。
そんなお母さんのことを「すごく細かいところまで気付いてくれる、替えのきかない大切な存在」と畠田瞳さんは語っており、コーチであるお母さんに絶大なる信頼を寄せています。
畠田瞳さんにとって、お母さんは家族以上の存在なのだとか。



一方でお母さんは「娘の夢を叶える為のお手伝いをしているだけ」と控えめです。
お互いを認め合い、評価しあっているからこそ最高の関係が出来上がっているのでしょうね。
【9/30 Get Sports】畠田瞳選手②
「(母は)家族以上というか
家でも会えるし 体育館でも一緒だし
その上で自分を作ってきてくれているのは全部お母さんのおかげだと思うので
家族以上の一番の存在です」抜群の安定感
昨年のNHK杯 個人総合3位
初の日本代表昨年の世界体操
初代表で団体4種目に出場 pic.twitter.com/DRFvynrBoG— もみじ (@maple_maple555) September 30, 2019
【顔画像】畠田瞳の妹は千愛で体操選手!経歴は?姉妹仲は良い?
【顔画像】畠田瞳の妹は千愛で体操選手!
妹は畠田千愛さんで、彼女もまた体操選手です。

日本女子体操界の新星とも言われている彼女は、体操一家ということもあり小学1年生の時に自然の流れで本格的に体操を始めたといいます。
小さい頃から鬼ごっこなど走るのはクラスの中でも速い方だったといい、ドッジボールもよく行っていたそうです。
2004年7月14日生まれの畠田千愛さんは2021年現在16歳で、体操の練習時間を多く取りたいという理由から通信制の大智学園高等学校に在学中です。
平均台と床を得意種目としており、畠田千愛さんも姉同様、お母さんである畠田友紀子さんがコーチを務めています。
妹・千愛の経歴は?

床と平均台が得意な千愛さんですが、特にひねり技が得意な為、「ひねり姫」とも呼ばれています。
2016年の全日本体操団体選手権大会では、平均台と床に出場した際に日本人選手が誰もやっていないG難度の大技を決め、
2017年には全国で7人しか選ばれない体操女子ナショナルチームのトライアウトに姉妹で合格。
2018年3月にはカナダで行われた女子体操International Gymnixジュニアカップにて、跳馬・平均台・ゆかでメダル獲得しました。
12歳以下の全国大会では全種目1位の完全勝利を収め、2019年4月に行われた全日本体操個人総合選手権大会では、若干14歳ながら4位という成績を収めています。
2021年3月に行なわれた体操の「全国高校選抜大会」では、「床運動」「平均台」「個人総合」全てを制覇し、見事「3冠」を達成しています。
姉に負けないくらいの実力を持っていることがわかりますね!
2021年に開催される東京オリンピックには姉妹で出場することが決まっています。
姉妹仲は良い?

畠田瞳・千愛姉妹はとても仲が良いようです。
インタビューではこのように話しています。
――ケンカとかはあまりしない?
瞳「する時はしますけど、普通の姉妹に比べたら仲はいい方かなと思います」
引用:THE DIGEST
コーチを務める母・友紀子さんによると、姉の瞳さんは努力家、妹の千愛さんは天才肌なのだとか。

2人とも体操をしていますが、姉・瞳さんは妹の千愛さんにアドバイスしたり、わからないことは聞き合ったりもしているそうです。
――お互いが見てアドバイスしたりしているのでしょうか?
瞳「そうですね。あとはできなかったり、わからなかったことを聞き合ったり、教え合ったりしています」
――千愛さんもアドバイスすることがありますか?
千愛「あまりないですが、(姉が)やっている時に自分が得意としてるところで苦戦していたりすると、自分が意識したことを言ってみたりはします」
引用:THE DIGEST

とても仲良さげで素敵な姉妹ですね。

姉妹仲も良く、家族の団結力があったからこそ、ここまで成長出来たのかもしれませんね。
まとめ
今回は体操選手・畠田瞳さんの学歴や経歴、家族構成やエピソードについてまとめました。
体操女子代表に内定している畠田瞳さんは、「自分の持ち味である安定した演技で団体の得点に貢献し、メダルを取りたい」と意気込んでいます。
東京五輪で彼女がどんな活躍を見せてくれるのか、そしてまだ20歳と若い彼女が今後どのような活躍を見せてくれるのか、注目していきましょう。