2021年10月31日、東京都調布市の「国領駅」付近を走る京王線の車内で
服部恭太容疑者が乗客を刃物で刺した上、可燃性の高いオイルをまき、火をつけるといった残虐な事件を起こしました。
服部恭太容疑者はその場で逮捕。
今回は、服部恭太容疑者の壮絶な生い立ちやジョーカーとの関連性について調査しました。
目次
【京王線刃物・火災テロ事件】服部恭太は「ジョーカー」に憧れていた
憧れのジョーカーに仮装して犯行
京王線刃物男「小田急事件参考にした」 17人搬送https://t.co/3NeWRjUJZp
捜査本部によると、男は自称、住所・職業不詳の服部恭太容疑者(24)。「2人以上殺して死刑になりたかった。(今年8月の)小田急線の刺傷事件を参考にした。誰でもよかった」などと話しているという
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 31, 2021
2021年10月31日、東京都調布市「国領駅」付近の京王線車内で起きた、傷害放火テロ事件。
服部恭太容疑者は3号車で70代の男性を刺し、5号車でライターオイルをまいて、火をつけたと言われています。
犯行当時、アメリカの人気コミック「バッドマン」に出てくる「ジョーカー」の仮装をしていた服部容疑者。
その後の調べで、服部容疑者は
アメリカの人気コミック「バットマン」の登場人物のジョーカーに憧れ、仮装して事件を起こした
と供述しており、なんと犯行の勝負服として、わざわざ購入していたことがわかりました。
犯行前には、ハロウィンでにぎわう渋谷駅周辺を30分ほど歩いていたことも判明。服部容疑者も米人気コミック「バットマン」に登場する悪役「ジョーカー」の装いをしていた。「人を殺すジョーカーにあこがれていた。犯行の勝負服として購入した」などと話している。
引用:産経新聞(https://www.sankei.com/article/20211101-Z6UCCHJEKFOGTEIG74TNJO573Q/)
バッドマンに登場するジョーカーはこちら。

確かにジョーカーに仮装していますね…。

その後の調べで、服部容疑者は
ジョーカーの「人を殺しても何とも思わない態度」に惹かれている
と供述していることも判明。
調べてみたところ、服部容疑者が憧れていたというジョーカーは、
壮絶な過去を背負っていることもわかりました。
ジョーカーは生い立ちが悲惨?
ジョーカーは非常に残忍な殺人鬼であると共に、とても悲惨な過去を持ち合わせています。
具体的には
・幼い頃、父親の虐待によって脳を損傷し、緊張すると笑ってしまう「笑病」を発症
・大人になっても「笑病」が治癒せず、貧困層として母ペニーを養いながらピエロとして働く
・人とコミュニケーションを取ることが苦手で、母親だけが心のよりどころだった
・同僚から「身を守るために」と渡された「銃」が職場で見つかり、解雇される
・その後、母ペニーとは血のつながりのないことが判明(実はジョーカーは養子だった)
・ジョーカーに暴力を振るい頭部に損傷を負わせたのは、実父ではなく実は養母ペニーの恋人だった
・そして養母ペニーはその事実を全く止めなかった(ネグレクト)
・養母ペニー自身も交際相手にDVを受け精神を病んでいた
想像を絶する環境の中で生きていたジョーカー。
一方、服部容疑者も
人を殺して死刑になりたかった。2人殺せば死刑になると思った。
と話しており、かなり闇が深いようにも感じられます。
ジョーカーの環境に、何か共感するものがあったのでしょうか…?
服部恭太の生い立ちが壮絶!母子家庭で児童養護施設に入っていた?
服部恭太は母子家庭
その後の報道から、服部容疑者は
母子家庭だった可能性が高い
ことがわかりました。
服部容疑者は福岡市内の小中学校に通い、福岡県内の高校では空手部の主将を務めた。市内の団地で母親と妹と暮らしていたが、団地は数年前に取り壊されたという。
引用:夕刊フジ(https://news.yahoo.co.jp/articles/d10f64555a76eb01d495a518f14e9981f69df2e1)
服部容疑者は、福岡市の団地で母親と妹と暮らしていたと言います。
「父親」の記載がないことから、服部容疑者は母子家庭だった可能性が高いです。
両親の離婚理由について、はっきりしたことはわかっていませんが、
ネット上には次のような情報も出ていました。
父親からDVを受けていたのはデマ!
ネット上に出ていた、両親の離婚理由についてはこちらです。

親父が相当な悪で、母親にDVしたことで離婚して母子家庭になった
母子家庭になった理由は父親のDVだったのでしょうか…?
しかし、上の投稿を読むと
母親も問題で、男と遊び、生まれた服部のことはほったらかしにしていた
とも書かれています。
ですが、普通に考えたら
男と遊びながら、女で1人で2人の子供を育てていくことはほぼ不可能
だと思われます。
働きづめで、あまり子供に時間を取れなかったという可能性はあるかもしれませんが、
男と遊んでいる余裕はないでしょう。
また服部容疑者は、7月まで母親と2人暮らしをしていたことがわかっています。

仮に男と遊んで育児放棄をするような母親だったら、一緒に暮らすことはないかと思われます。
ネットの上の根拠のない情報の為、両親の離婚理由が父親のDVという情報についても、
信憑性は低いと言えそうです。
幼少期から児童養護施設はデマ!
また服部恭太容疑者について調べていたところ、このような情報も見つかりました。

服部の中高の同級生だけど服部は可哀想な奴だったよ
金髪にするような奴じゃなかったから最初わからなかったけど顔で思い出した
母子家庭の生まれだけど、物心ついた後に孤児施設に移ってた、理由はしらんけど
友達もまともにいなかったし、いつもみても漫画読んでたな
マイナーなやつジャンプとかじゃない
ネットでも言われているけどそれがアメコミのバッドマンだったのかもしれないし
- 母子家庭だった
- 物心ついた頃から孤児施設に移っていた
母子家庭の可能性は高いと思われますが、
服部容疑者は母親と妹と福岡の団地で住んでいたことがわかっており、
またつい最近まで母親と2人暮らしをしていたことがわかっているので
児童養護施設に入っていたというのは明らかなデマ
ということがわかります。
こちらもネット上の根拠のない情報なので、鵜呑みにしないように注意が必要ですね。
服部恭太の生い立ちまとめ
今回は服部恭太容疑者の生い立ちについて調査してきました。
母子家庭の可能性は高そうですが、幼少期から児童養護施設に入っていたというのは明らかなデマのようでした。
両親の離婚理由については「父親のDV」という情報がネットに出ていますが、
こちらも根拠のない情報であり、噂の域を出ない話となります。
ジョーカーに憧れていたということで、ジョーカーの悲惨な生い立ちと何か重なる部分があったのかと思いましたが、
調査した限りでは、重なる部分はあまり見当たりませんでした。
服部容疑者の生い立ちについて、現段階でわかっていることは以上となりますが、
凶悪な事件を起こす犯人については、壮絶な生い立ちが関係していることもよくあります。
また何か新しい情報が入りましたら、随時追記していきます。





