東京オリンピックの日本代表に選出されている、BMX(自転車競技)選手の中村輪夢(りむ)さん。
2021年7月現在で19歳ですが、初のオリンピック出場でメダルの獲得が期待されています。
輪夢という個性的な名前から、家族についても気になりますよね。
そこで今回は、
- 中村輪夢さんの家族構成
- 中村輪夢さんの父親・母親・兄弟の名前・年齢・職業・顔画像・エピソード
- 中村輪夢さんの幼少期からの生い立ちや経歴(高校・大学)
について調べてみました!
目次
中村輪夢の家族構成は4人!

中村輪夢さんの家族構成は、両親と姉が1人の4人家族です。
- 父親:中村 辰司
- 母親:中村 麻美
- 長女:中村 百果(姉)
- 長男:中村 輪夢(本人)
中村輪夢さんは末っ子なんですね。
それでは、一人ずつ詳しく見ていきましょう!
【顔画像】父親は社長で元BMX選手!
中村輪夢さんのお父さんは、中村辰司(たつじ)さん。
2021年7月現在で46歳です。
写真はこちら。

とてもダンディーでカッコいいお父さんですね!
辰司さんは、輪夢さんと同じくBMXの選手でした。
BMXとは
Bicycle Motocross(バイシクルモトクロス)と呼ばれる自転車競技のこと
中学生の時にBMXを始め、BMXの最高峰「Xゲーム」出場を目指して練習に励んでいたようです。
残念ながら、その夢は実現できずに辰司さんは引退してしまったのですが、現在もBMX仲間とともにライドしに行くこともあるといいます。
そして引退してからは、その経験を生かし、京都でBMX専門店「BMX SHOP HANGOUT」を経営されています。

お店の開業は、輪夢さんが生まれるより早い1999年。
20年以上も続いているお店なんですね!
BMX専門店は京都には2店舗、近畿地方で見ても12店舗しかなく、貴重な専門店として地域の人々に親しまれています。
初心者用から上級者向きの商品まで、人気パーツを含めた幅広いBMX専用の商品が売られているようです。
さらに、辰司さんはお店を経営するかたわら、メカニックとしても活動されています。
お店では商品の販売だけでなく、辰司さんがメカニックとしてバイクのセッティングや修理をしてくれるそうです。
それだけでなく、日本のBMX連盟「JFBF」のメカニック担当でもあり、日本代表チームのメンテナンスも任されています。
輪夢さんが乗る自転車の整備などのサポートも辰司さんがやってくれるとのこと。
とても心強いお父さんですね!

中村輪夢の名前の由来は?
輪夢(りむ)という個性的な名前も気になるところですよね。
調べてみたところ、名付け親も辰司さんで、由来は自転車のパーツである「リム」とのこと。
――輪夢という名前はどうして名付けたのですか?
辰司さん「ハンドルやグリップ…自転車のパーツを頭から順番に見ていって“リム”っていいなと思ったんですよね」
輪夢「名前がグリップやハンドル、タイヤにならなくて本当に良かったと思います(笑い)」引用:スポニチ
お父さんも本当に自転車が好きなのですね!
「リム」とは自転車のタイヤの一部で、ホイールの外側の部分です。

ちなみに、2020年から家族で飼っている愛犬も、自転車のパーツから「ペグ」くんと名付けられています。

これほど自転車が大好きで、BMXへの理解も深い辰司さん。
しかし、BMXの危険性も熟知しているからこそ、輪夢さんを心配しているようです。
――お父さんは、ご自身もしていたBMXを輪夢選手がやっているのは格別ですよね?
辰司さん「めちゃくちゃうれしいです。でも怖いというのも分かるので心配ですね」引用:スポニチ
BMXは最大で4mの高さからジャンプすることもあるなど、失敗した場合にケガをする危険も高いのです。
息子を心配する親心もわかりますね…。
しかし、恐怖に打ち勝って活躍する輪夢さんが、とても誇らしいでしょうね!

【顔画像】中村輪夢の母親が美人!年齢や職業は?姉も美人だった!
中村輪夢の母親が美人!年齢や職業は?
続いて、中村輪夢さんのお母さんについて見ていきます。
中村輪夢さんのお母さんは、中村麻美(あさみ)さん。
2021年7月現在で、46歳です。
輪夢さんと両親の写真がこちら。

右端に写っているのが麻美さんです。
とても美人で優しそうなお母さんですね!
調べてみましたが、麻美さんが職業に就いているという情報は特にありませんでした。
そのため、現在は専業主婦で、辰司さんのお店の手伝いや、輪夢さんのサポートをしていると思われます。
また、麻美さんは家族の中で唯一BMXの経験がないそうです。
そのため、輪夢さんがBMXをしていることについて、辰司さんと同じように心配していると思いきや、どうやらそうでもないみたいです。
――お母さん(麻美さん、44)はドキドキするんじゃないですか?
麻美さん「慣れました。わたしは怖さが分からないので“やってみるのもいいんじゃない”みたいな(笑い)」
輪夢「海外の動画を見て、お母さんは“これをやってみたら”って簡単に言う。できる時もあるけど“これは無理やろ”というのもある(笑い)」引用:スポニチ
BMXの経験がないことから、逆に強気なのですね!

そんなお茶目な麻美さんですが、その強気な性格で輪夢さんを勇気づけることもあったとのこと。
先述のようにBMXは危険もあるスポーツで、新しい技への挑戦はいつも恐怖心との戦いです。
輪夢さんも新しい技への挑戦は怖いと言います。
しかし、そこで麻美さんからかけられた言葉がこちら。
『You can do it』
この言葉に勇気づけられ、恐怖心に打ち勝って数々の技を成功させてきたのです。
とても頼もしいお母さんですね!

中村輪夢の姉も美人!
中村輪夢さんには、お姉さんが1人います。
名前は、中村百果(ももか)さん。
輪夢さんより2歳年上とのことなので、2021年7月現在で21歳くらいでしょうか。
写真はこちら。

お母さんによく似ていて、とてもキレイなお姉さんですね!
百果さんについても、詳しい情報は見つかりませんでした…。
年齢的にも、現在は大学生でしょうか?
百果さんもBMXの経験者で、過去には輪夢さんと一緒に大会に出たこともあったようです。
ところが、特に戦績なども見つからなかったため、現在は続けていないものと思われます。
現在は、家族と一緒に輪夢さんを応援しているそうです!

中村輪夢の幼少期からの生い立ちや経歴・高校や大学を調査!
最後に、中村輪夢さんの生い立ちや経歴を紹介します!
- 名前:中村 輪夢(なかむら りむ)
- 生年月日:2002年2月9日
- 職業:BMX選手(フリースタイル)
- 出身地:京都府
- 身長:170㎝
- 体重:62㎏
- 血液型:B型
中村輪夢さんはお父さんの影響で、3歳からBMXを始めました。
3歳ですぐに補助輪を取り、5歳の時にはジャンプをしていたと言います。
一般的に補助輪なしで自転車に乗れるようになるのは小学校入学前後くらいだと思うので、そう考えるとスゴイですよね…!
幼い頃から才能を発揮して、5歳で大会に初出場。
小学校高学年の頃になると、キッズクラスの大会ではすべて優勝し、敵なしの状態となります。

一方、小学生の頃はBMXだけでなく、サッカーにも打ち込んでいた様子。
しかし、徐々にBMXに一本化したようです。
その後、早くも中学生でプロに転向。
中学2年生の時に出場した、本場アメリカの「RECON TOUR」13~15歳クラスで優勝し、その世代では世界一となりました。
この頃から、本場アメリカでも「世代最強ライダー」として知られるようになります。

高校は、京都つくば開成高校へと進学。
この高校は通信制課程のみを置いており、筆記試験がありません。
中村輪夢さんはプロとして活動するため、この高校を選んだのですね。

実際に、高校1年生で「ファーストトラック株式会社」とマネジメント契約を締結。
さらに、高校2年生で「ウイングアーク1st株式会社」とスポンサー契約を結びます。
高校在学中の2017年、BMXの記念すべき第1回世界選手権・日本選手権が開催され、中村輪夢さんは世界選手権で7位入賞、日本選手権では優勝し初代チャンピオンとなりました。
そして2019年、UCIワールドカップで日本人史上初の準優勝。
さらに同年、BMXの最高峰「Xゲーム」に初出場で準優勝。BMXフリースタイルパーク史上最年少で表彰台に上がりました。

2020年には環太平洋大学へと進学しており、現在も在学中です。
プロとして忙しいこともあり、こちらも通信制課程とのことです。
現在は東京オリンピックの日本代表にも決定し、「メダルに近い男」として活躍が期待されています。

まとめ
今回は、中村輪夢さんの家族と生い立ち・経歴について調べてきました!
中村輪夢さんは、BMX専門店の経営者でメカニックというとても心強いお父さんと、BMX経験はないものの強気で頼もしいお母さんに支えられていました。
また、お姉さんもBMXの経験者で、輪夢さんを応援してくれています。
そんな温かい家族に支えられて、幼い頃から才能を発揮し、数々の記録を残してきた中村輪夢さん。
東京オリンピックでの活躍も楽しみで、目が離せませんね!