2021年9月、自民党総裁選挙に立候補した高市早苗さん。
そんな高市さんの学歴や経歴が気になる方も多いのではないでしょうか。
一部では経歴や学歴詐称の噂が出ているようで、真相が気になりますね。
また英語力がどのくらいなのかも気になるところではないでしょうか。
今回は高市早苗さんのプロフィールから学歴、経歴、英語力まで詳しくご紹介していきたいと思います!
目次
高市早苗のwikiプロフィール&学歴まとめ!
高市早苗のプロフィール

- 名前:高市 早苗
- 生年月日:1961年3月7日(60歳)
- 出身校:神戸大学経営学部経営学科
- 前職:近畿大学経済学部教授
- 現職:衆議院議員(自由民主党)
- 座右の銘:高い志 広い眼 深い心
- 自慢の肩書:ソムリエ・ドヌール
- 尊敬する人物:松下幸之助氏 両親
高市早苗さんは2021年現在60歳で衆議院議員を務めています。
議員になるまでは近畿大学で経済学部の教授をしていたそうです。
高市さんが自慢にしているソムリエ・ドヌールの肩書は、日本ソムリエ協会から授与されるもので下記の内容に該当するとなれるそう。
目的:
国内外の著名な方に、ワインや日本酒など、飲み物の楽しみ方を広く伝えていただくとともに、協会の主旨、活動を知らしめていただく対象:
ワイン、日本酒などの飲み物の普及とソムリエの育成に功績のあった方、また今後飲食業界ならびに協会の発展のためにご尽力いただける方引用元:日本ソムリエ協会
名簿を確認したところ高市さんは、2009年2月25日に就任していました。

他にも趣味がスキューバダイビングだったり、尊敬する人物でパナソニックを創立した松下幸之助氏を上げるなど、様々な教養を持っている方ということが分かりますね。
高市早苗さんの学歴は?

高市早苗さんの公式プロフィールによりますと、高市さんはの学歴は以下のような歴史を歩んでいます。
- 奈良カトリック学園
- 奈良市立あやめ池小学校
- 橿原市立畝傍南小学校へ転校
- 橿原市立畝傍中学校
- 奈良県立畝傍高等学校(ならけんりつうねびこうとうがっこう)
- 神戸大学経営学部経営学科(専攻は経営数学)

高校までは奈良県の学校に通っていたんですね。
高市さんの通っていた奈良県立畝傍高等学校は、奈良県でも有数の学校です。
簡単に情報をまとめると以下のようになっています。
- 偏差値 69
- 奈良県内で120高校中8位
- 公立だけなら2位
- 10,020件ある全国の高校と比べても224位
かなりレベルが高いことが分かるのではないでしょうか?

高市さん以外にも元法務大臣の奥野誠亮氏・元日本郵政株式会社社長の西川善文氏、等々有名人が幾人も通っていました。
2020年の口コミにはなりますが、おおむね好評の口コミも見受けられます。
すごく恋濃い青春を送れる学校です。☆5
充実した高校生活が送れる。☆5
引用元:みんなの高校情報
偏差値・評判共に奈良県内でトップ10に入る学校なので、そこを卒業した高市さんはかなりのエリートと言えそうですね。

卒業後は神戸大学経営学部経営学科に通っていた高市さん
神戸大学経営学部経営学科の偏差値は62.5とかなり高め。
偏差値60以上ともなると、すべての高校生の中で上位15%以内に入ります。
何万人も高校生がいる中で15%以内に入るというのは、とても凄いですよね。
高市さんが通っていたキャンパスの住所は下記の通りです。
六甲台第1キャンパス
法 ・経済 ・経営
●兵庫県神戸市灘区六甲台町2-1
阪急神戸本線「六甲」駅から徒歩21分
駅から徒歩21分というと、若干遠い気もしますね。
高市早苗の経歴まとめ!経歴&学歴詐称の噂の真相を調査!
高市早苗さんの経歴は?

高市早苗さんは今までどのような経歴を歩んできたのでしょうか?
高市さんの公式ホームページを確認したところ、プロフィールにしっかりと記載しておりましたので紹介していきます。
- (財)松下政経塾卒塾
- 米国連邦議会Congressional Fellow(金融・ビジネス)
- 近畿大学経済学部教授(産業政策論・中小企業論)
上記が政治家になるまでの経歴です。
松下政経塾卒塾というのは、高市さんが尊敬していると話している松下幸之助さんが設立した政治塾です。
高市さんは第5期生ということで、開設して間もないころに入塾されたことが分かります。
途中1987年にアメリカへと渡り、「Congressional Fellow」として勤務します。
「Congressional Fellow」という言葉に聞き覚えのない方も多いのではないでしょうか?
下記に言葉の意味と、高市さんがなぜ渡米したかの理由を引用しています。
一定の団体の資金提供により、アメリカ合衆国議会の議員事務所や委員会に派遣される制度である。高市は松下政経塾からの資金提供を受けて派遣された。
引用元:wikipedia
2年間アメリカで勤務した後は、再び日本に帰ってきます。
卒業後は下記のように、色々なお仕事に従事していました。
- 松下政経塾卒業(1989年)
- 日本経済短期大学助手に就任(1989年)
- 情報番組「朝だ!どうなる?」メインキャスター(1990年)
1992年に初めて、政治の世界へとチャレンジをします。
第16回参議院議員通常選挙に奈良県選挙区から無所属として出馬したが、落選した。
引用元:wikipedia
この時は残念ながら落選したのですが、1993年に再び出馬。
第40回衆議院議員総選挙に奈良県全県区から無所属で出馬し、得票数トップで初当選した。
引用元:wikipedia
ここから高市早苗さんの政治人生が始まりました。
高市早苗さんの経歴&学歴詐称の噂はほんと?

先に結論を言ってしまうと、高市早苗さんに学歴詐称はありませんでした。
ただし、経歴詐称については議論がされていたので、説明していきたいと思います。
高市さんは1987年から1989年てアメリカ下院議員パトリシア・シュローダーの事務所で『Congressional Fellow(議会研究員)』として勤務していました。
ただ、高市さんが一時期この職名を「議会立法調査官」と称していたことで、過去に問題になったことがあります。
問題視したのは2016年ジャーナリストの鳥越俊太郎氏。
「高市は『議会立法調査官をやっていた』という触れ込みで帰国し、田原総一朗のテレビ番組へ出演していた。しかし、高市は議会立法調査官ではなく、見習い待遇で無給で未契約のフェローであった。コピー取り程度の、お茶くみ程度の役しかやっていない」、「経歴詐称である」
引用元:wikipedia
この言葉に対して高市さんはこう答えています。
「『議会立法調査官』はあくまで訳語(造語)であり、公的な職での経歴として使用したことはない」「フェローは、議員事務所や委員会において、立法のために必要な調査や分析等を行う。フェローは、一般的に無給であるインターンシップとは異なる」
引用元:wikipedia
「高市がコングレッショナルフェロー(議会研究員)をしていたのは事実です。確かに議会から報酬は出ていませんが、松下政経塾のアメリカの研究所が高市のスポンサーとなり、議員事務所で働いていたのです。コングレッショナルフェローには、選ばれた人しかなれません。ただし、“議会立法調査官”は造語です。現在は、誤解を招くので、その名称は使っていません」
引用:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178336/3
更に、高市さんは弁護士を通じて、経歴を証明する書類と抗議文書を鳥越氏に送っています。
結果として鳥越氏の弁護士は発言の撤回に応じて決着を迎えました。
高市大臣は「鳥越氏の弁護士からは撤回・修正するのもやぶさかではございませんといった文書を頂戴した」と発言の撤回、修正に応じる意向が示されたとしている。
引用:https://www.zaikei.co.jp/article/20160424/304438.html
ちょっとした事実誤認があったようですね。
特に、経歴詐称という訳ではないと思われます。
一方で、高市さんがコングレッショナルフェロー(議会研究員)のことを「議会立法調査官」という造語で称していたことに対し、一部では「これも立派な経歴詐称では?」という意見も出ていました。
というのも「研究員」と「調査官」は全く別の職種になる為です。
ここからは私見になりますが、高市さんが「議会立法調査官」という造語を作った背景には
フェローは、議員事務所や委員会において、立法のために必要な調査や分析等を行う。
引用元:wikipedia
ということが関係しているのかなと思いました。
「Congressional Fellow」と言われてもわからない人が多いと思うので、それをわかりやすく日本語で示そうと思った時に、
コングレッショナルフェローの仕事内容から「議会立法調査官」という造語になったのかなと。
ただ、それが結局はそれが誤解を招く結果になってしまったのかもしれません。
個人的には「経歴詐称」という訳ではないように思いました。
高市早苗の英語力もすごい?英語の実力を動画で検証してみた!
一時期アメリカで生活していた高市早苗さん。
実際の英語力はどのようなものなのでしょうか?
下の動画は【2015年7月22日にホンジュラスのエルナンデス大統領来日の際の会談動画】となっています。
動画を見た感じですと、英語もとい外国語に関する語学力は充分あるようにみえます。
ただ途中から通訳を通して話しているので、もしかすると挨拶程度なのかもしれませんね。
ただ、対談しているエルナンデス大統領がスペイン語で返答するという場面もあったそうです。
なので、スペイン語にあわせて通訳を利用した可能性も考えられます。
他に高市さんが英語を話す動画は無かったので、英語力に関しては何とも言えません。
これからの政治でもっと見えてくるかもしれませんね。

所属議員連盟を公式サイトで確認すると、外国に関する連盟もいくつかありました。
- 日本ウイグル国会議員連盟
- 南モンゴルを支援する議員連盟
- 東アジア・アセアン経済研究センターを支援する議員連盟
アジア系に特化してはいるのですが、外国支援の連盟にも加盟しているので
今後も英語力は高めていって欲しいところですね!
まとめ
今回は高市早苗さんについてまとめました!
英語力に関しては明確な証拠がないので、これからの政治でわかるかもしれません。
学歴詐称については完全なデマであることが証明されましたね。
経歴詐称疑惑についても、事実誤認があったことや、わかりやすく示すための造語から誤解が生まれただけで、特に経歴詐称という訳ではなかったように思いました。
総選挙に出馬することもあり、今後の活躍も期待したいところですね!