陸上界で活躍している、田中希実さん。
日本新記録を更新し、東京オリンピック選手にも選出されていますが、そんな田中希実さんを育てたご家族はどんな方なのでしょうか。
幼少期からの生い立ちなども気になりますね。
また、ハーフの噂もあがっているようですが真相は?
この記事では
- 田中希実さんの家族構成
- 田中希実さんの両親や兄弟の名前や年齢、職業、顔画像、エピソード
- 田中希実さんの幼少期からの生い立ちや経歴(小学校・中学・高校・大学)
- 田中希実さんのハーフの噂の真相
についてまとめています。
目次
田中希実の家族構成は4人!

田中希実さんの家族は4人家族です。
- 父親:田中健智(かつとし)さん
- 母親:田中千洋(ちひろ)さん
- 本人:田中希実(のぞみ)さん
- 妹 :田中希空(のあ)さん
ご家族はどうやら陸上一家のようです。
一人ずつ詳しく見て行きましょう。
【顔画像】田中希実の父親はイケメン社長で元陸上選手!
田中希実の父親はイケメン社長!

田中希実さんの父親は田中健智(かつとし)さんです。
1970年11月19日生まれで、2021年で51歳になります。
とってもイケメンなお父さんですね!
父・健智さんは現在、「ATHTRACK株式会社」の社長を務めています。

ATHTRACK株式会社では、ランニングイベントの企画や運営、ランニング教室、練習会を開催しています。
正確な記録を計るためのタイミングシステムの販売なども行なっているようですね。
ちなみに、父・健智さんも元々陸上選手。
走ることの楽しさを伝えたり、走ることをサポートしたいという思いから会社を設立されたようです。

父・健智さんは現在、会社を経営しつつ、娘・希実さんのコーチやマネージャーとしても活躍されています。
田中希実の父親も元陸上選手!

元陸上選手だった、父・健智さん。
3000メートル障害を中心に活躍されており、
3000メートル障害では全日本実業団選手権では入賞
した経験もあります。
父・健智さんが陸上を始めたのは高校生の頃でした。
高校卒業後は川崎重工に在籍し、中距離ランナーとして活躍。
1993年には福岡国際マラソンに出場しています。
福岡国際マラソンは、オリンピック日本代表選手選考競技会であるほど有名な大会で、ハイレベルなエリートしか参加できない大会。
出場できるだけでも凄いことですが、一般平均記録が4時間30分という中で
父・健智さんは2時間23分02秒を記録
しています。
いかに凄い選手かということがわかりますね!
父親とのエピソード

田中希実さんは、陸上を始めた頃から父・健智さんに指導を受けています。
田中希実さんと父・健智さんは、陸上競技のことについてはぶつかることもあり、喧嘩などもよくするそうですが、
普段はリビングで一家団欒の時間を過ごし、
休日は2人で博物館や美術館に出かけるほど仲が良い
そうです。
田中希実さんは過去のインタビューで、父・健智さんに対してこのように語っていました。
父が時々してくれるアドバイスのおかげで助けられたことも何回もあったので、
指導者として私に1番合ってる。
私はあまり人に興味がないが、父の生きてきた経験とかの話には興味があり、
(父の)自分で切り開いていく姿勢と自分の道を行く感じ。
自分で切り開いてきたことも、嫌味に感じるんじゃなくて、自慢にもするんじゃなくて。
ただ単に今までがあって、今があるっていうスタンスでいることが尊敬できる。
父・健智さんのことをとても信頼している様子が伝わりますね!
【顔画像】田中希実の母親は有名な陸上選手!
田中希実の母親は現役マラソンランナー!

田中希実さんの母親は田中千洋(ちひろ)さんです。
1969年11月13日生まれで2021年で52歳になります。
母・千洋さんも陸上選手で、なんと2度の出産を経た現在もマラソンを続けています。
その傍ら夫・健智さんの会社で「ちートレ」というランニング教室も開いています。
田中希実の母親のマラソンの実力がすごい!

母・千洋さんは、北海道マラソンで2度優勝した経験を持つ実力者。
何とフルマラソンは90回も完走しています。

こちらは2018年頃の情報ですので、現在は更に記録を更新しているかもしれませんね!
千洋さんがマラソンを始めたのは中学時代。
高校時代には
兵庫県高校対抗駅伝で、3年連続アンカー
を務めるほどの実力を発揮しており、高校2・3年時にはその力を買われ、
都道府県対抗駅伝の代表
にも選ばれています。
高校卒業後は5年ほど競技から離れていましたが、夢を捨てきれず現役に復帰。
1997年の北海道マラソンでは市民ランナーながら見事優勝
その後は産休に入りますが、第一子である希実さんを出産後、2001年の長野マラソンで復帰して2位を記録。
更にその翌2002年の名古屋国際では
自己最高記録を4年ぶりにマークして4位に入賞(経産婦日本最高記録)
しています。
出産後の記録も凄まじいですね・・・!
更に2003年には
北海道マラソンで6年ぶりに2度目の優勝
を果たした母・千洋さん。
この記録は当時、日本人女性初の記録だったと言います。
その後、2005年に次女を出産してからも、現役マラソンランナーを続けている母・千洋さん。
地元ではかなり有名なマラソンランナーのようですね!
母親とのエピソード

母・千洋さんは、子育てをするにあたって進路や走る距離に限らず、自由な発想を大切にして育ててきたと言います。
女子長距離の競技をするにあたっては、厳格な体重管理をすることが珍しくない中
子供が望むならラーメンやハンバーグもOK
にしていたそうです。
もちろん栄養バランスも考えていたそうですが、母・千洋さん曰く
我慢するから反動が出るのです
とのこと。
本人の気持ちも尊重しながら、うまくバランスをとっていたようですね!
【顔画像】田中希実の妹も陸上選手!

田中希実さんの妹は田中希空(たなか のあ)さんと言います。
2005年生まれで、2021年で16歳。
希実さんより5歳年下ということになりますね。

妹・希空さんも陸上選手。
2021年7月現在高校2年生で、西脇工業の陸上部に属しています。

妹・希空さんが本格的に陸上を始めたのは高校生から。
長距離を得意とする姉・希実さんに対し、妹・希空さんは中距離を得意としているようです。
お姉ちゃんは少しずつ距離を伸ばしていくと思うけど、私はスピードを生かして得意な800メートルや1500メートルを頑張りたい
希空さん曰く、家では姉・希実さんは「普通のお姉ちゃん」とのこと。
普段家では陸上の話は少ないそうですが、陸上に関してはお姉さんのことをとても尊敬しているそうです。
姉・希実さんの綺麗な腕振りも、昔からマネしているのだとか。
2020年2月には、兵庫県群市区対抗駅伝大会に姉妹で参加し、姉妹でタスキを繋ぐシーンもありました。

2021年4月に開催されたミドルディスタンスチャレンジ女子800メートルの第4組では、
妹・希実さんは堂々の1着を記録しています。
姉に負けず、確かな実績を残りしている妹・希実さん。
今後の活躍も楽しみですね!
田中希実の幼少期からの生い立ちや経歴は?(小学校〜大学まで)
初めて大会に出場したのは3歳の時
田中希実さんが初めて陸上の大会に出場したのは3歳の時でした。
母・千洋さんが参加した地元主催のロードレースにファミリー部門があり、そこでお母さんと一緒に走ったのが初めての大会出場だったようです。
小学校時代

小学校は、地元の兵庫県小野市立市場小学校に通っていた田中希実さん。
小学2年生の時には、父・健智さんが勤めていた会社から独立。
その後は両親が主催するランニングイベントで
大会の受付や給水係、完走証の発行などの手伝い
をしていました。
そんな経験もあり、田中希実さんはこの頃から自然とランニングを楽しんでいたのだとか。

小学校から帰ってくると、私服のまま自宅周りを走ったりしていたそうです。
特に小学校5年生の頃から積極的に自主的に練習に励むように。
小学5・6年生の時には、なんと
兵庫県小野市の自宅周り2キロを毎日走っていた
そうです。
自分のペースなので『しんどい』と思うこともなかったのだとか。
小学校6年生の時にはジュニアオリンピックの女子800mで6位
を記録。
小学校時代の田中希実さん。

とっても可愛らしいですね!
中学時代

中学校は、小野市立小野南中学校に進んだ田中希実さん。
中学生になると陸上部に入部し、本格的に陸上を始めています。
また
中学生の時から父・健智さんがコーチとして指導を開始
しかし、始めから成績が良かったわけではありませんでした。
希実さんの中学1年時の100mのタイムは18秒。
中学女子の100m走の平均タイムは15秒40ですので、確かにそこまで早いという訳ではなかったようですね。
しかし短距離はゆっくりでも、そのままの速度で走り続けることが出来たという田中希実さん。
そのため、父・健智さんはこの頃から
長距離が向くのでは?
と思っていたそうです。
その後はぐんぐんと力を伸ばし、
中学2年生の時には
全日本中学校陸上競技選手権女子1500mで4位
を記録。
そして中学3年生の時には
全日本中学校陸上競技選手権女子1500mで優勝
を果たしています。
高校時代

中学卒業後は兵庫県立西脇工業高等学校に進学した田中希実さん。

高校時代の実績は以下の通りです。
【高校1年生】
- 2015年 国民体育大会 少年女子 1500m 優勝
- 2015年 インターハイ1500m 5位
- 2015年 全国高校駅伝女子 1区を担当。区間2位
【高校2年生】
- 2016年 インターハイ2016 1500m 2位
- 2016年 インターハイ2016 3000m 4位
- 2016年 国民体育大会 3000m 2位
- 2016年 第100回日本選手権 1500m 2位
【高校3年生】
- 2017年 インターハイ2017 1500m 2位
- 2017年 インターハイ2017 3000m 2位
- 2017年 アジア陸上選手権 1500m 4位
- 2017年 国民体育大会少年 3000m 優勝
メキメキと頭角を現していますね!
大学時代

田中希実さんは2018年4月、同志社大学スポーツ健康科学部へ進学。
一般入試ではなくスポーツ推薦で入学しています。
同志社大学では陸上部には所属せず、豊田自動織機TCのサポートを受けて活動。
大学時代はさらに実力を伸ばしています。

【大学1年生】
- 2018年 アジアジュニア選手権3000m 金メダル
- 2018年 第102回日本選手権 5000m 2位
- 2018年 U20世界選手権 3000m 金メダル
- 2018年 国民体育大会 成年女子5000m 優勝
- 2018年 クロスカントリー日本選手権 シニア8km 優勝
【大学2年生】
- 2019年 日本選手権 10000m 6位
- 2019年 日本選手権 5000m 4位
- 2019年 日本選手権 1500m 2位
- 2019年 日本選手権クロスカントリー8㎞ 優勝
【大学3年生】
- 2020年 ホクレンDC士別1500m 1位
- 2020年 ホクレンDC深川3000m 1位
- 2020年 兵庫県選手権800m 1位
- 2020年 ホクレンDC網走5000m 1位
- 2020年 ゴールデンGP1500m 1位
- 2020年 神戸市記録会1500m 1位
- 2020年 神戸市記録会3000m 1位
- 2020年 第104回日本選手権1500m 1位
- 2020年 日本選手権長距離での女子5000m 1位→東京五輪代表内定
【大学4年生】
- 2021年 兵庫県リレーカーニバルのGPシリーズ1500m女子 1位
- 2021年 東京2020テスト大会女子1500m 1位
- 2021年 第105回日本選手権女子1500m 1位
- 2021年(7/10) ホクレンDC網走 女子3000m 1位(日本新記録)
- 2021年(7/17) ホクレンDC千歳 女子1500m 1位(日本新記録)
ここ最近の成績は1位ばかりですね・・・!
次々と記録を更新し、なんと2021年7月にはオリンピックを目前に日本新記録を更新しています。
並々ならぬ努力の成果だと思いますが、本当にすごい選手だということがわかると思います。
今後の活躍からも目が離せませんね!
田中希実はかわいいけどハーフ?眉毛は両親譲り?

田中希実さんにはハーフの噂も浮上していますが、本当なのでしょうか。
結論から言うと
田中希実さんがハーフの可能性は低い
です。
ご両親のお名前はご紹介した通りですが、純粋な日本人の名前をしています。
- 父親:田中健智(かつとし)さん
- 母親:田中千洋(ちひろ)さん
またご両親お2人とも兵庫県のご出身なので、田中希実さんがハーフの可能性は限りなく低いでしょう。
なぜハーフの噂が出ているかと言うと、目鼻立ちがはっきりしていて顔の彫りが深い為ですね。


確かに田中希実さん少し日本人離れした、彫りの深い整った顔だちをしています。
しかし改めてご両親の顔立ちを見てみると、お2人ともとても彫りの深い顔をされているんですよね。

眉毛までそっくりです。
田中希実さんはハーフではありませんが、ご両親の彫りの深いお顔をしっかり受け継いでいるようですね。
田中希実の家族構成や生い立ち・経歴・ハーフの噂まとめ
今回は田中希実さんの家族構成や、幼少期からの生い立ち・経歴、またハーフの噂について調査してきました。
田中希実さんのご家族は陸上一家で、ご家族で一丸となって陸上競技に励んでいるようですね。
ハーフの噂も出ていましたが、こちらはただの噂の可能性が高そうです。
今後の活躍も楽しみですね!
最後までお読み頂きありがとうございました。